ママでも大丈夫!子育て中の女性が上手に転職するには・・・
近年の日本では夫婦共働きの家庭も珍しくなく、子育てをしながら働く女性のことをさす「ワーママ(ワーキングママ・ワーキングマザーの略)」という言葉も徐々に市民権を得てまいりました。
しかし、子育てをしながら働くのは、口でいうほど簡単なことではありません。
幼稚園や保育園・学校とのやりとりは未だに母親が担っているケースが多く、仕事と両立するのは並大抵のことではないのです。
果たして、そのような状況で転職などすべきではないのでしょうか?
いえ、職を選ぶ権利は子育て中のママにもあるはずです。
そこで今回は、そんなお悩みを抱える全てのママさんに向けて、子育て中でも上手に転職するための心掛けをご紹介いたします。
■転職するタイミングを見極める
まず第一に、転職するタイミングを見極めることが大切です。
働くママさんといえども、生活の中心はどうしても子供になってしまうことは避けられません。
そんな日常の中、例えばお子さんが小学校入学を控えているとしたらどうでしょうか。
基本的には送り迎えだけだった保育園や幼稚園と違い、小学校ではPTAを始めとした役員業務を務めるケースも少なくありません。
ただでさえ送り迎えで四苦八苦しているのに、更に受け持つタスクが増えてしまうと、一体どちらが本業なのか分からなくなってしまう方も少なくはないでしょう。
従って、先々の状況を予見しながら、どのタイミングで転職活動に踏み切るかを慎重に見定めることが必要となるのです。
急激なライフスタイルの変化は、お子さんにとっても良いこととはいえないでしょう。
■労働条件を厳しくチェックする
転職するからにはステップアップを希望するママさんが大半を占めると思います。
ですが、独身時代とは大きく異なるのが、子供の生活パターンを基盤として自らの活動時間を決めなければならないという点です。
「どうしてもここで仕事をしてみたい!」という理想の会社に巡り合ったとしても、拘束時間上の問題で子供に大きな影響が出てしまえば本末転倒となってしまうでしょう。
従って求人条件を見る時は、「子育てを両立できそうか?」という部分に主眼を置いて、労働条件を厳しくチェックすることが最も重要なのです。
後々板挟みの状況に陥らないように、不要なリスクはあらかじめ排除しておくことが、働くママさんに求められる能力といっても過言ではありません。
■妥協ラインを設定しておく
労働条件のチェックに付随して、企業を選ぶ際の妥協ラインを設定しておくことも大切です。
子育て中のママさんにとって、自分の希望を最優先して仕事を決めるのは非常にむずかしいでしょう。
「本当は給料の良い会社でもっとバリバリ働きたいのに……」という欲求を抱えているママさんは少なくありません。
しかし、最も優先すべきは当然子供の世話ですので、転職活動に本腰を入れる前に、ある程度妥協できるラインをご自身の中で設定しておくことが肝心となります。
「このくらいだったらいいか」と自分自身を納得させて転職活動に臨むのも、子育てと仕事を両立させるためには必要なことなのです。
■正社員にこだわらない
福利厚生などが充実しているため、正社員としての待遇で転職したいママさんも大勢いらっしゃるでしょう。
しかし、正社員は拘束時間が長いというデメリットを持っています。
そして、子育てしながら働きたいママさんにとっては、最もネックとなるデメリットといえます。
一方、契約社員や業務委託契約であれば、収入こそ正社員に及ばないものの、定められた労働時間内で仕事が終わるというメリットがあるのです。
「正社員じゃないと嫌だ!」とお考えの方は、今一度ご自身のご家庭の状況などを鑑み、違う働き方を模索してみることも選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。
■在宅ワーク可能な会社を選ぶ
子育てと仕事を最も簡単に両立させたいのであれば、在宅ワークができる会社への転職がおすすめです。
朝は子供を学校や幼稚園・保育園に送り出し、帰ってくるまでの時間を仕事に充てるというスタイルが近年では人気を博しています。
もちろんやりたい仕事が在宅ではできないというケースもあるかもしれませんが、子供がある程度自立するまでの期間だけ在宅で異業種に就くという考え方もあるのです。
在宅ワーク可能な会社への転職を、選択肢の一つに数えてみてもいいでしょう。
■第三者のアドバイスを聞く
自分自身で結論を出せないという方は、転職エージェントに相談してみるのも手段の一つです。
転職エージェントならば、皆様のような働くママさんのお悩みを解決する方法を数多く知っております。
転職に臨むための心構えから最適な企業の紹介まで、ママさんに必要なあらゆるサポートを行ってくれるでしょう。
もし現状にお悩みならば、SGIにお越しください。
私どもはいつでもお待ちしております。
キャリアアドバイザー
五藤 聖一
NEW
-
query_builder 2023/09/27
-
電子政府エストニアとは?
query_builder 2023/09/20 -
当時は選ばなかった職種も視野に入てみることが、転職のカギ
query_builder 2023/09/13 -
自己を売り込む姿勢はとても重要
query_builder 2023/09/06 -
70歳就業法って何?
query_builder 2023/08/30
CATEGORY
ARCHIVE
- 2024/044
- 2024/035
- 2024/024
- 2024/014
- 2023/125
- 2023/114
- 2023/104
- 2023/099
- 2023/0813
- 2023/0718
- 2023/0617
- 2023/0516
- 2023/0417
- 2023/0310
- 2022/124
- 2022/113
- 2022/103
- 2022/063
- 2022/053
- 2022/043
- 2022/039
- 2022/026
- 2022/014
- 2021/125
- 2021/116
- 2021/106
- 2021/098
- 2021/088
- 2021/0719
- 2021/068
- 2021/058
- 2021/042
- 2021/033
- 2021/028
- 2021/019
- 2020/129
- 2020/117
- 2020/1021
- 2020/097