転職活動中に抱えるストレス…上手く向き合う方法とは?
転職活動中に抱えるストレスと上手く向き合う方法とは?
転職活動中にストレスを抱える大きな理由は何でしょうか?
その答えは一つ。
志望する会社から採用通知を貰えないからです。
特に気合いを入れて臨んだ企業の面接で落ちてしまった時の喪失感と虚しさは、言葉に出来ない程でしょう。
その状況を繰り返す度に積み重なっていくストレスは尋常ではなく、徐々に焦りが浮かび始めると、必要以上に気負って面接が上手く行かなくなる、という悪循環すら生み出してしまいます。
ですが、早く楽になりたいが為に、自暴自棄になって適当な会社に入るのはやめましょう。
一生に一度しかない職歴ですので、後で後悔しても取り返しのつかない状況になってからでは遅いのです。
したがって、皆さまには転職活動を順調に進めるために、ストレスと上手く向き合う方法をお伝えします。
今回のポイントは、ストレスを解消するのではなく、向き合うところにある、という点を意識して、ぜひ読み進めてみて下さい。
■活動しない時間を作る
何度面接に臨んでも、帰って来るのはお祈りメールばかりで嫌気がさしますよね。
慣れた人は電話かメールが数日中に来ない時点で、「今回もダメだったか……」と察する事もあるそうです。
「もうストレスでおかしくなりそう!」と頭を抱えてしまう程であれば、いっその事一切活動しない時間を設けましょう。
それが数日なのか一か月単位なのかは個人の裁量にお任せしますが、絶対に転職活動しない時間を作る事で、一回頭や心の中をリセットするのです。
その際に重要となるのが、転職活動を再開する日を決めておき、その日が来たら必ず活動を行う事です。
「やっぱり明日から……」と、ダラダラと先延ばしにせず、再び蓄えた活力で自信を持って面接に臨んで下さい。
■労働条件が悪い会社の求人を見る
世の中には労務内容と待遇が全く見合っていない、いわゆるブラック企業と呼ばれる会社が数多く存在しています。
例えば、あなたがご自身の転職活動で上手く行かずにストレスを抱えている場合、自分が絶対に応募しない様な労働条件が悪い会社の求人をたくさん見てみて下さい。
「こんな会社には行かない様に頑張ろう!」と、少し前向きな気分になれるかもしれません。
これは何もそういった会社を馬鹿にしている訳ではございません。
人間とは、今自分が社会上で立っているステージを、自然と認識している生き物です。
そして、「会社の労働条件」という枠組みに当てはめた時に、そのステージを明確に可視化する事が出来ます。
そうすると、人間には下に落ちたくない気持ちと上へ這い上がりたい気持ちが湧き起こり、歩みを進めるモチベーションへと変わるものなのです。
人間の原理的な欲求に忠実に従った向き合い方と言えるでしょう。
■全く興味のない会社の面接を受ける
皆さんが応募する企業は、自分が携わりたい事業であったり給与が良かったりと、少なからず何かしらの魅力を感じたからこそエントリーされたのだと思います。
その企業からお断りされ続けると、気持ちが萎えて溜まるのはストレスばかりという状況も致し方ないでしょう。
だからこそ、全く興味を感じず、微塵も入りたいと思わない会社の面接を受けてみて下さい。
「別に落ちても構わない」という意気込みで臨み、ただの面接の練習台として利用するのです。
繰り返しとなりますが、転職で上手く行かない理由は、入りたい会社に入れないからです。
その後に残るのは、「自分は必要とされない存在なんだ……」という無力感で、どんどん自信を失っていきます。
つまり、そんな方々に必要なのは、「選ばれた」という成功体験とそれに伴う自信なのです。
そして、もし受かってしまっても辞退すればいいだけの話なので、全く気にする必要はありません。
ご自身の将来の為に、遠慮なく利用させていただきましょう。
前述で触れた労働条件が最悪の会社などが、練習台としてピッタリなのではないでしょうか?
■ストレスを解消しようとするのはNG
ストレスを抱える皆さんが陥りがちなのが、ストレスを失くす方向に思考を向ける事です。
趣味に興じたり好きな事をやって一時的にストレスを解消したところでそれはただの現実逃避であり、再び転職活動の事を考えると、揺り返しによって倍以上のストレスを抱える可能性があります。
今回ご紹介したストレスとの向き合い方は、実は転職活動の事を頭から切り離した訳ではありません。
活動しない時間を作る方法などは、一見転職活動の事を忘れている様に見えます。
しかし、再開する日をあらかじめ決めている事で、むしろその日に向かって進んでおり、無意識に転職と向き合っているという状態なのです。
一番重要なのは、ストレスを失くすのではなく、ストレスと向き合って受け入れる事です。
その事実が、「困難から逃げないあなた」を作り上げ、入社後の強さに繋がるという事を覚えておいて下さい。
SGIでは、そんな皆さんを志望する会社へと送り届けるためのアドバイスを行っておりますので、いつでもお気軽にご相談ください。
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