不利→有利に変わる!正しい履歴書の書き方をお教えします!
転職する際は必ず準備しなければならない書類がありますが、その一つが履歴書です。
もしお手元にあったら入念に確認してみて下さい。
誤字脱字はありませんか?
経歴の時系列は合っていますか?
貼っている写真にはハッキリとあなたの顔が映っていますか?
角が折れ曲がったりしていませんか?
履歴書は自分でも気づかない部分でミスをしている事がありますが、一度提出してしまうと二度と後戻りは出来ないので、手元を離れる前にしっかりと確認しておきましょう。
何やらコラムが終わりそうな雰囲気ですが、今回ご紹介するのはその様な当たり前の事ではございません。
皆さんには履歴書を正しく書く方法を伝授いたします。
今回の書き方講座では、履歴書の各項目の中でも重要度が高い「学歴」と「職歴」に焦点をあてて進めていきましょう。
履歴書における正しさとは一体何なのでしょうか?
■正しさとは欠点が無いことである
誰にでも自慢出来る経歴を持っていれば、履歴書を書くのが苦にならないどころか、楽しさすら覚えそうですよね。
ですが、その様な栄光を持っている人はごく限られた一部の人間のみです。
「もうちょっといい大学出ていればなぁ……」なんて思いながら作成を進める方が多いのではないでしょうか。
しかし、履歴書を正しく書けていれば大して気にする必要はありません。
正しい履歴書とはズバリ「欠点が見当たらない事」です。
欠点が見当たらないと言うのは、完璧という事ではありません。
自分のマイナスポイントとなりそうな部分を上手に隠したり、逆にアピールに繋げてあげればいいのです。
その点を意識して読み進めてみて下さい。
■学歴
皆さんが大学を出ているという前提でお話をしましょう。
その場合、実は出身高校の名前は書かなくても問題ありません。
なぜなら、採用担当者が見ているのは「最終学歴」だからです。
意外と知らなかった方も多いのではないでしょうか?
例えば、あまり世間の評判が良くなかったり、更生施設としての側面を持っている事で知られている学校を出ている方もいらっしゃると思いますが、その経歴を面接官に知られたくない場合は丸ごと覆う事が出来ます。
今は更生しているのに過去に足を引っ張られそうになっている方や、何らかの事情でドロップアウトしてしまった経験をお持ちの方は、この最終学歴のみを記載する手法によってリスクを回避する事が出来ます。
もちろん、名門中学や高校を出ている人であればアピールに繋がりますので、胸を張って記載して良いでしょう。
■職歴
企業勤めをされていた方にとって職歴欄は大して問題にはなりませんが、中には大問題となってしまう方々も多くいらっしゃいます。
つまり、短期間で会社を辞めてしまったり、会社を転々としている方の事です。
ですが、職歴が短いからと言って、その点に触れないのはNGです。
「じゃあどうすればいいの!?」という悲痛な叫びが聞こえて来る様な気がしますが、そんな皆さんは自己PR欄を活用して下さい。
「私は短期間で前の会社を辞めてしまいました」と明記した上で、短いながらも真剣に取り組んだ事やその成果をしっかりと描写するのです。
もっと言えば、学生時代に取り組んだ事や、アルバイト時代に力を入れていた事を語ってみてもいいでしょう。
ただ、注意すべきべきポイントとしては、あなたの過去の経験を志望する理由と結びつける事です。
「以上の経験を踏まえて、御社に入れば自分にはこういう事が出来ます!」という話へと移行して、あえて自分の欠点をアピールへと繋げる事が職歴を正しく書くコツなのです。
その際に気をつけて頂きたいのは、書類選考を通過しても面接で確実に聞かれてしまうため、職歴を書くと同時に面接官の問いに答える内容をあらかじめ考えておく必要があるという事です。
不安に思うかもしれませんが、会社側は皆さんの職歴が短いという事を知っておきながら書類を通しています。
自信を持って答えられれば、採用通知が届く可能性は非常に高いと言えるでしょう。
■学歴・職歴は事実を書こう
「大丈夫。どうせバレやしないだろう」と、架空の出身校や仕事の成果を書こうとしている方はいらっしゃいませんか?
履歴書を書く際に一番してはいけないのは、学歴や職歴をウソで固める事であり、それは世間的には「経歴詐称」と呼ばれています。
経歴詐称は基本的には犯罪ではありませんが、社会的な信用を失墜させる行為であり、企業によっては就業規定に罰則を設けている場合もありますので、せっかく入社した会社をクビになってしまう事もあり得るのです。
世間は意外と狭いもので、入社した会社であなたが偽った経歴と接点がある人が居るかもしれません。
「○○大学出身なんだって?実は僕もなんだよ」などと聞かれても、話を広げられないどころか嘘が露呈しかねません。
履歴書はマイナスになりそうな過去を消すのではなく、未来の自分のために活かすものだという事を知ってきましょう。
その他のテクニックを身につけたい方は、いつでもSGIにお越し下さい。
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