転職活動でお金がもらえるって本当なのか?
転職活動でお金がもらえるって本当?
本当です。
いきなり結論から申し上げましたが、日本には転職活動をする事でお金がもらえる制度があります。
その種類は多岐に渡っており、求職者によって状況が異なるため具体的にどの程度の額かはお答えできませんが、今回はいくつかの制度を皆様にご紹介いたします。
ただし、次に紹介する制度は、ハローワークを通して初めて受給する事が出来るという点を押さえておきましょう。
私どもにとってハローワークは競合他社的なポジションとなり得ますが、その事実を差し置いてでも今回の制度をご紹介するのは、ひとえに求職者様たちの転職活動を応援する一心からです。
ここでご紹介していない制度もまだまだありますが、さまざまな選択肢を頭に入れて、余裕のある充実した転職活動を行って頂ければ幸いです。
■失業手当
雇用保険の基本手当は失業保険とも呼ばれますが、離職者にとっての生命線とも言える最も有名な受給制度です。
前職で丸1年以上働いており、且つ求職活動中であれば支給条件を満たせるため、ほとんどの人がスムーズに受け取る事が出来るでしょう。
支給する金額は人によって異なりますが、正式な手続きを取れば毎月振り込まれるため、日々の転職活動の原動力となるはずです。
■再就職手当
これも聞いた事がある人が多いでしょう。
簡単に言うと「新しい就職先決まってよかったね!」というお祝い金です。
受給するにはさまざまな条件をクリアする必要がありますが、失業手当の残日数に一定の割合を掛けた金額が支給されるため、失業手当の認可が下りてから次の就職先が決まるまでが早ければ早いほど受け取れる金額も大きくなります。
意外と知られておりませんが、ハローワークが紹介した企業じゃないと手当が下りない訳ではありません。
転職サイトやエージェントを介した場合でも支給されるケースは多々ありますので、事前に確認しておくのも一つの手です。
■技能習得手当
独立行政法人もしくはハローワークが主体となって実施している公共職業訓練を受講すると、技能習得手当という名目で受給する事が出来ます。
この公共職業訓練とは、読んで字の如く公共の場で職業訓練が出来るというシステムなのですが、IT系や事務系・技術系などのさまざまスキルを学ぶ事が可能な場所です。
受給条件は、求職活動中で且つ失業手当を受給している状態であれば認可がおります。
つまり、「スキルを学びつつ、失業手当に技能習得手当を上乗せした金額を受給しながら転職活動を行える」という状況になる訳ですね。
ただし、失業手当の給付日数が一定数以上残っていなければ本手当を受け取る事は出来ませんので、その点ご注意ください。
■広域求職活動費
転職活動中では、ご自身の希望とマッチした会社が遠方に所在しているケースもあるでしょう。
あまり知られていませんが、実は面接先の企業が居住地から遠く離れている場合、交通費および宿泊費が支給されます。
この制度を「広域求職活動費」といいます。
例えば、配属先はご自宅の通勤圏内にあっても、面接は遠方の本社で行うという企業を志望する場合などに適用されます。
この制度を利用すれば、企業探しの幅が更に広がる事は間違いないでしょう。
ただし、居住地と面接地、それぞれに最も近いハローワーク同士の距離が200km以上であり、且つ企業側から交通費が支給されない場合に限るという条件が付きますので、その点はお忘れのないようにして下さい。
■移転費
実は遠方地で働く事になった場合においても、手当てが支給される事をご存じでしょうか?
新しい就職先を探す際、先入観もあって、通常はご自宅から通勤出来る範囲にある会社を選ぶ事が多いでしょう。
しかし、どうしても入りたい会社があって、その勤務先が移転を伴う居住地変更を行わなければならない場合、「移転費」という名目の費用が支給されるのです。
人によって支給額は変わりますが、この移転費には「移動費」「移転料」「着後手当」などが含まれ、引っ越し費用の大きな助けとなるでしょう。
ただし、職業訓練施設や就職先の企業から、就職準備金が支払われる場合は支給認可が下りない事もありますのでご注意ください。
■それでもなぜSGIに人が集まる?
さて、ここまで実入りのあるさまざまな制度をご紹介してまいりましたが、いかがでしたでしょうか?
「めちゃくちゃお得じゃん!」と思った方も多いと思いますが、それでも私ども転職エージェントの元には、毎日の様に求職者様がご相談にいらっしゃいます。
それは、ハローワークでは扱っていない企業やその企業に関連する情報を伝授したり、転職に役立つあらゆるテクニックを駆使して、皆様を理想の会社へ強烈にプッシュする事が可能だからです。
転職活動中に生活を補助してくれるのは確かにありがたいですが、最も重要なのは皆様が求める企業を見つけてそこに入社出来るかどうか、という点である事は間違いないでしょう。
私どもSGIは、決して本懐を忘れずに転職活動を行う方々をお助けするために、全身全霊でバックアップする事をお約束いたします。
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