コロナ禍で日本の企業が求めている人材とは?

query_builder 2021/05/21
五藤 聖一
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2020年はコロナに始まりコロナに終わった年と言えるでしょう。


一時は終息したかに見えたコロナ禍ですが、この記事を書いている2021年5月現在もその猛威はとどまるところを知らず、
日々増える死者数に警戒感を強める方も多くいらっしゃると思います。
ようやくワクチンの接種が開始されたものの、品薄により順番待ちの大行列が並んでいる事からも、
まだまだ脅威が過ぎ去った訳では無く、予断を許さない状況が続いている事が分かります。
そして、今回の国難は、社会に甚大な被害を与えました。
人々の健康のみならず、日本全体の経済においても大打撃を被っている事は、お勤めされている方であればよくご存じでしょう。
コロナ禍以前とは打って変わって、人と人とが密接に関われなくなった状況が従来の経済サイクルを停滞させ、失業者の激増という結果に繋がっています。
しかし、この様な状況でも労働して収入を得なければならない社会構造は変わらず、その人々の中には、まさに今転職するタイミングを迎えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな皆さまにお伝えしたいのが、実は今企業が求める人材像に変化が起こっているという事です。
コロナリスクにより旧態依然からの脱却をはかる会社が増え、その影響は求人選考にも大きく及んでいます。
では、一体どのような人材が求められているのでしょうか?


■就業時間を正しく使える人が求められている
結論から申し上げますと、コロナ禍の日本において企業が最も求めている人材は、ズバリ「就業時間を正しく使える人」です。
したがって、今後の転職活動で面接を行う際、「あなたのアピールポイントを教えて下さい」という質問が来た場合は、
「私は就業中の時間を正しく労務にあてることが得意です」と答えると、非常に好印象を与えられるでしょう。
突拍子も無い答えに疑問が浮かんでしまうかもしれませんが、まずはその理由について解説してまいります。


■人件費の削減
企業の経営が悪化すると、立て直しのためにまずメスを入れる部分が人件費です。
その代表的な例がいわゆる肩叩きですが、普遍的かつ効果的な改善案としては「残業代の削減」が挙げられます。
本年初頭に日本経済新聞が掲載した記事によると、残業代などを示す所定外給与がコロナ禍以前に比べ、なんと10.3%も減ったという結果が出ているのです。
この結果を読み解くためには、会社の中で何が起こっているかを分析する必要があります。
経営陣としては会社から出ていくお金を減らすための緊急措置として残業代を削減する方向性にシフトしますが、粗利を損なうと更にダメージを受けるため、可能な限り労働力は割きたくありません。
つまり、「残業せずに定時までに普段の職務をこなして下さい」という指示が下りる訳です。
仮に仕事が終わらずに残業ばかりしていると、上司からは以前よりも白い目で見られるかもしれません。
その状況は今後加速度的に増して行く傾向にあり、入社を志望する方にもその目が向けられる可能性が高いと考えられます。


■就業時間の使い方は自分との闘いである
いきなり精神論の様な見出しで困惑された方も多いかと思いますが、実はコレかなり本質を突いているんです。
皆さまは好きな事や趣味に興じている時にサボるでしょうか?
「好きな事をしているんだからサボる訳が無い!」と心の中で反論されたかと思いますが、仰る通りです。
趣味と違って、仕事というものは基本的にはツラくて苦しいものですので、集中力が切れてしまった時あるいは気分転換のために少しサボってしまう事もあるでしょう。
つまり、サボってしまう時間こそが、あなたが就業中に正しく使えていない時間であり、残業へと繋がってしまう原因なのです。
そうなれば、コロナ禍を生きる会社にとっては不利益を与える存在になってしまいますよね。
ですが、一切サボらずに仕事に没頭しろ、と言っている訳ではありません。
就業時間は、自分の使い方次第で想像以上に有効活用出来るものだという事を念頭に置きましょう。
これまで企業側の思惑と、大抵の方が時間を正しく使えていない理由について述べてまいりましたが、実際どの様にして就業時間を正しく使えば良いのでしょうか?


■就業時間を正しく使う=正しいスケジューリング
皆さまが旅行に行く際は、その日巡るスポットや行ってみたい料理店などをあらかじめ決めておきませんか?
それは仕事においても全く同様で、何時にどこへ行くもしくは何をする、というある程度の予定を組まれている方は多いと思います。
ですが、会社に勤めていると様々な不確定要素が発生し、なかなか思い通りに行く事が無いため、ズルズルと状況に引きずられて行ってしまいます。
そこが今回のポイントです。
これからは「不確定要素もスケジュールの一つ」として認識しましょう。
つまり、当初の予定が崩れた時、焦らずにその都度スケジュールを変更することが重要なのです。
状況に応じたスケジューリング通りに自らの行動を決定していくことこそが、就業時間を正しく使えるようになるコツと言えます。
そうすると、自ずとどこかのタイミングで余裕を持てる時間が発生しますので、そこで自信を持ってサボってしまいましょう。
サボる時間すらコントロール出来るようになれば、心身共にリフレッシュした状態で仕事に取り組めるようになるでしょう。


■サボらない=残業が発生しない
ここまでの内容は大体把握出来たでしょうか?
シンプルに言ってしまうと「就業時間を正しく使えます」というアピールは、面接官の耳には「私はサボらずに真面目に仕事に取り組みます」と聞こえているのです。
仮に「どうやって正しく時間を使っているのですか?」と聞かれた場合は、前述のスケジュールの話をすれば根拠や経験があると伝わり、「不要な人件費がかからない人材かもしれない」と、より効果的なアピールとなるはずです。
このコロナ禍においては、企業にとって何よりもありがたい存在であるという事が分かりますね。
正しいスケジューリングは非常に難しいものですが、面倒くさがらずに都度修正をかけ、その通りに実行する事を心がけましょう。
さらに詳しい内容や転職に関するテクニックを学びたい方は、いつでもSGIにご相談ください。


キャリアアドバイザー
五藤 聖一

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