タトゥーいれたい!でもちょっと待って!入れる前に知っておくべき日本のタトゥー事情

query_builder 2021/06/09
五藤 聖一
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タトゥーいれたい!でもちょっと待って!

入れる前に知っておくべき日本のタトゥー事情


この記事をお読みになっている転職活動中の方で、タトゥーを入れてみたいと思っている方はいらっしゃいますか?
「露出しなければバレないし、これぐらいならいいでしょ!」とお考えの方は、少しご認識が甘いかもしれません。
タトゥーを入れるのが個人の自由である事は間違いないのですが、一般的な企業に勤めたいとお考えであれば、後のリスクを想定するとタトゥーを入れるのはよく考えてからどうするか決めた方が賢明です。転職をするにおいて、結論から申し上げますが、タトゥーを入れている状態をオープンにして採用通知を出す企業はほとんどないことはご存じでしょうか?
 それは日本ではタトゥーがどうしても全面的に敬遠される傾向があり、そのような社員が在籍していると分かれば、企業イメージを大きく損なうと考える経営者が多いことが現状となります。
 タトゥーを入れたいという気持ちはわかります。しかし同時に大企業や安定企業でキャリアを積まれたいと考えておられる方は、少しだけ行動を止めて考えてみましょう。
 本コラムに目を通してからでも遅くないはずです。


■そもそも、なぜ日本ではタトゥーが敬遠されるのか?
海外では大切な人の名前を彫ったり、ファッションとしてタトゥーを入れる人が多くても問題にはなりません。
なぜなら、それが国の文化として根付いているからです。
 文化とは大多数の人間がその事柄や事象に違和感を覚えない事であり、タトゥーを入れている人がいても別段問題にはならないでしょう。
 その一方で、日本では反社会的勢力がその力を誇示する様に入れる「刺青」を連想させ、非常にネガティブなイメージがつきまとってしまいます。
 その見方はもはや文化と言っても過言ではなく、浴場などの公共の場では、注意書きで入場禁止とされている場面を見た事がある方も多いでしょう。 
 この様に、同じタトゥーであっても海外とは認識が全く違う為、日本ではほぼ確実に敬遠される存在となってしまうのです。


■もう入れてしまってるんだけどどうすればいい?
 胸や背中などの人目に付かない部位に入れている方は、社内健康診断などの肌を見せるイベントの時に会社側にバレる恐れがありますが、常頃露出している訳ではないので湿布を張るだけでも十分カモフラージュになるでしょう。  それでも不安だという方は、そもそもそのようなイベントに出席しないという事を徹底するしかありません。
 健康診断でも理由をつけて欠席すれば、別日に対応している病院で受けられる会社が多いですし、社内旅行なども基本的には行かない事が隠し通す為の秘訣となります。
 一度彫ってしまったタトゥーをすぐに消すのは難しいですが、今は除去手術なども進んでいる為、時間をかけて消し去って行く事をオススメいたします。

■タトゥーを入れているのがバレたらクビになる?
「もしバレたらどうなるの……?」とお困りの方はご自身の処遇が気になるかと思いますが、会社によって雇用条件や主業規則が違う為、一概にどうなるとは言えません。
 仮にキッチリとした雇用契約書を交わす会社で、その文言に解雇要件として明示されている場合は最悪の場合懲戒解雇される可能性はあります。
 しかし、タトゥーは極めて個人的なステータスに属する事柄であり、労働者の私的領域への介入が原則として禁止されている企業としては、よっぽどの事がない限りそれだけで即クビにするという事はあまりないと言ってもよいでしょう。
ですが、企業内におけるタトゥー問題が法廷バトルにまで発展したケースがいくつかございます。
 いずれの判決内容でも、『タトゥーは反社会的組織の構成員を匂わせる』などの表現がされている為、それだけ日本の中ではネガティブなイメージが浸透しているという事は覚えておいて下さい。
 もしタトゥーを入れている事が発覚してクビを免れたとしても、企業イメージを優先する会社としては、あなたに重い処分を下す事が考えられます。
企業が本気になれば、タトゥーが直接的な原因とせずに、何か別の事由に紐づけてあなたを自主退職に追い込む可能性だってあります。

■変わるべきなのは社会ではなくあなた
よくメディアやSNSで「タトゥーに不寛容な日本はおかしい!」と、主張されている方を見かけます。
確かに物の見方一つではただのボディペインティングであり、多様化が進む昨今、今まで非常識だった事が当たり前になる事もあるでしょう。
 実際にタトゥーを入れてこの記事をお読みになっている方もいらっしゃるのではありませんか?
 そんな方々に私が唯一アドバイスを送れるとしたら、就職面においては間違いなく変わるべきなのは社会ではなくあなたの方だという事です。
もちろん中には理解のある企業もあると思いますが、今の日本を動かしている高年齢層に、タトゥーを受け付けない人がたくさん居るというのは変えられない事実なのです。
繰り返しますが、タトゥーを入れる事自体を真っ向から否定している訳ではありません。 
 価値観は人それぞれですし、肌に刻む事が自らの理念を体現するための決意表明という使い方をされる人も居ると思います。
しかし、多様性を重んじるのであれば、「タトゥーを受け付けない社会を受け入れる」事も時には必要なのではないでしょうか。
それでも「どうしても入れたい!」という方は、タトゥーシールで我慢しましょう。
会社の目が届かない休日のひと時を過ごすくらいは許されるかもしれません。


キャリアアドバイザー

五藤 聖一

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