あなたはどちらを選ぶ?近くで薄給の仕事or遠くで高給の仕事

query_builder 2021/06/19
五藤 聖一
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あなたはどちらを選ぶ?近くで薄給の仕事or遠くで高給の仕事


 皆さんが転職先の会社を選ぶ時に、最も優先する条件は何でしょうか?
 その答えとして割合が多いのは、「やりたい仕事だから」だったり、「給料が高いから」であったり、「定時であがれるから」というのもあるでしょう。
 しかし、何か一つの条件に執着して会社を選ぶ方は、それほど多くはいらっしゃいません。
 きっと転職する際は、それまで在籍していた会社よりも良い条件がどれだけあるか?という点を重視して、さまざまな会社の求人条件をチェックするはずです。
 そんな時に、皆さんが目星をつけた会社が2つあると仮定しましょう。
 どちらの会社でも働きたいと思っていますが、片方は「自宅から近いが給料が安い会社」で、もう一方は「自宅から遠いが給料が高い会社」です。
 さて、この様な状況の場合、あなたならどちらの会社を選ぶでしょうか?
 両者のメリット・デメリットを並べて比較してみましょう。


■自宅から近いが給料が安い会社の場合
 まず何よりも、家から近い事が大きなメリットとして挙げられます。
 家から近ければ出勤時間が短くなり、それだけ長く寝る事が出来たり、家を出るまでゆっくりと過ごす事が出来るでしょう。
 また、退勤してから帰宅するまでの時間も短いため、プライベートタイムをより長く満喫出来るところも魅力の一つです。
 ですが、その分給料は少ないので、自由に使えるお金が少なくなるというデメリットも発生します。
 この企業に勤めれば、自由時間は多いのに使えるお金が少ないというジレンマを抱える事になります。
 収入の少なさは生活水準にも直結するため、どれだけ通勤時間の短さを重視しても悩みのタネとなってしまうでしょう。


■自宅から遠いが給料が高い会社の場合
 給料が高い事は何にも勝るメリットです。
 欲しい物が買える様になり、月々の収入のベースが上がれば生活水準を引き上げる事も出来ます。
 また、基本給が高い会社であれば、ボーナスや退職金などにも好影響を与えるため、長期的な視野に立つと生涯収入の大幅な増額にも寄与するでしょう。
 しかし、自宅から遠いというのは、出退勤に大きく時間を費やす事になるため、その分プライベートで使える時間は限りなく狭まります。
 そして、その移動に使う時間を累積で計算すると、とても恐ろしい事実が判明します。
 例えば、出勤1時間退勤1時間の計2時間を通勤に充てているとしましょう。
 年間120日休暇という労働条件と仮定して計算すると、通勤だけで年間約500時間、つまり日に換算すると約20日間もの時間を使っている事になります。
 20日間もあればいろいろな事が出来ると思いますが、それだけ多くの時間を移動に費やしているという事はあらかじめ認識しておくべきです。


■実働時間と拘束時間
 皆さまが企業の労働条件を確認する際、勤務時間の確認はマストで行うと思います。
 それがいわゆる実働時間です。
 しかし、実際に会社勤めをされた方はお分かりになると思いますが、仕事が終わらなければ残業が発生したり、場合によっては休日出勤する事もあり得るでしょう。
 その実働時間にさまざまな要件を加えた時間を、拘束時間と言います。
 この拘束時間には通勤時間も加味されるため、会社が近い人は拘束時間も短くなり、遠い人は伴って長くなります。
 通勤時間が長い上に残業が重なってしまえば、下手をすると終電で帰宅するという事態にも陥りかねません。
 今後企業の労働条件を見る時には、会社の位置と自宅の位置関係を把握し、どの程度時間を拘束さ得るかを確認しておく事をオススメ致します。


■結局どっちがいいの?
 ここまで長々と話を致しましたが、結論としては「皆さまの好み」によります。
 「給料が低くても会社が近い方がいい!」という方前者を選べば良いですし、「通勤が長くても給料が高い方がいい!」という方には後者が合っているでしょう。
 ただし、時間の使い方によってデメリットをメリットに変えられるという事も知っておいて下さい。
 例えば前者において、給料が少ない代わりに自由時間が多いという事を利用して副業で収入に上乗せをしたり、自炊して食費を抑える事で支出を減らせば、唯一のデメリットであった収入の低さが多少改善されるでしょう。
 また、後者の場合は、長い通勤時間を勉強やスキルアップの時間に充てるという活用のしかたもあります。
 拘束時間とはその名の通り、自らが置かれた労働環境による時間的支配の事を言いますので、その状況を逆手に取って自己研鑽の時間へと変えてしまうのです。
 私が過去にキャリアカウンセリングを行ったとあるお客様ですが、通勤時間を利用して投資の勉強を行った結果、いくつかの資格を取得する事に成功したため、事務員から金融会社へと転職された方もいらっしゃいます。
 時間は誰にとっても平等です。
 皆さまがどの様なライフスタイルを送りたいか、明確なビジョンを持った上で志望する会社を選びましょう。
 さらに詳しい内容や転職に関するテクニックを学びたい方は、いつでもSGIにご相談ください。


キャリアアドバイザー

五藤 聖一

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