会社を辞める前に知っておこう!転職活動の流れ

query_builder 2021/08/23
五藤 聖一
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会社を辞める前に知っておこう!転職活動の流れ


昨今の日本では一つの会社に勤め続ける社会人の割合が減っており、一昔前よりもカジュアルに転職する方々が増えています。
「よし!転職しよう!」と決断し、早々に新しい会社を見つけて順風満帆にステップアップされている方も少なくはないでしょう。
しかし、今回は「転職する意思はあるが未だ決断出来ずにいる方々」に向けて、転職活動の流れをご紹介いたします。
漠然としたイメージは各々にあると思いますが、何も知らずに活動を始めるのと、万全を期して望むのとでは天と地ほどの違いがあります。
会社を辞めてしまう前に、一度ご自身の中である程度のスケジューリングをするとよいでしょう。
それでは、転職活動を3つのステップに分けて解説いたしますので、ぜひご参考にしてください。


■step1 事前準備


転職を決心したからといって、すぐに新しい会社へ行ける訳ではないことは皆さんもすでにご存じでしょう。
新しい門出を祝うためには、相応の準備が必要です。
ご自身がやりたい事や将来のビジョンを見定め、転職先に見合った会社探しを行わなければなりません。
自分を売り込むためには自己分析や面接対策、応募書類のブラッシュアップなどに力を入れる必要がありますし、より好条件かつ安定した会社を見つけるためには、企業研究にも時間を割く事となるでしょう。
今後の転職活動で困難な思いをするか、トントン拍子に進んでいくかは、この期間にしっかりと準備出来たかどうかがカギとなります。
今勤めている会社の仕事が忙しいからとおざなりにせず、少しずつでもよいので時間を確保して地盤を固めましょう。


■step2 転職活動開始


ご自身の中でおおよその方向性が決まり、入社したい会社が見つかれば本格的な転職活動の開始です。
その際、最初から第一志望の企業へ応募するケースがほとんどかと思われますが、面接に自信がない場合は、比較的優先度の低い会社で練習するのも手段の一つです。
書類選考で漏れたり面接で落とされることが多いかもしれませんが、場数を踏めば採用担当者の質問の傾向が分かったり面接自体に慣れてくるため、諦めずにどんどんチャレンジしましょう。
なお、基本的なことですが、面接に臨む際はいつも以上に身だしなみに注意を払ってください。
現在お勤めの会社の中では周囲の方々は皆さんをよくご存じなため、よっぽどのことがない限りは特に指摘されることもないでしょう。
しかし、企業面接で相対する採用担当者は皆さんのことを全く知りません。
身だしなみが整っていないことで、「だらしないタイプの人だな」「ルーズだな」と判断されて落選通知が届いたというケースも多々存在します。
面接に向かう前は、鏡の中の自分が清潔感を持っているかどうかを必ずチェックしましょう。


■step3 退職日の決定


「やった!内定を貰ったぞ!」と浮かれてしまう気持ちも分かりますが、内定が出た段階では転職活動が終わったとは言えません。
今お勤めの会社を「後を濁さずに」辞めてこそ、社会人として当たり前の行動なのです。
辞職する旨をいつ上司に報告するかは人によって異なりますが、後任への引き継ぎなどを考えると、大体2ヶ月から3ヶ月前から話を進めるケースが多いと言われています。
「次の会社にいつ入るか?」という日付と、「今の会社をいつ辞めるか?」という日付の整合性をきっちりと取って、スマートな転職を行ってください。
一つ注意点を挙げるならば、喧嘩別れの様な辞め方は避けましょう。
社会においては自らが行った功績が消えることはありませんが、それと同時に悪評も残り続けます。
過去の行いが回りまわって自分に返って来たという話もよく耳にしますので、どれだけストレスを抱えていたとしても、冷静に話し合いを進める様にしましょう。


■スケジュールはあくまで目安


ここまで「準備」「活動」「辞職」という3つのフェーズについての流れを解説してまいりましたが、一般的にはどの期間もそれぞれ2~3ヶ月ほど費やす方が多いと聞きます。
つまり、自分の望みを叶えつつ、スムーズに転職するためには最低でも半年間は必要と考えて良いでしょう。
ただし、期間にこだわり過ぎると、上手く行っていない時に焦りが生まれたり、本来は行く気がなかった会社で妥協して、結果として転職が失敗することもあります。
何よりも大切なのは「転職するまでの時間」ではなく、「ご自身が働きたい会社に入社すること」なので、いつの間にか目的が変わってしまわないようにご注意ください。
スケジュールはあくまでも一般的な目安なので、早い・遅いはあまり気にせず、理想の会社に近づいているという手ごたえを得ることを意識して取り組みましょう。


■理想の企業に出会えるとは限らない


キッチリとしたスケジューリングがカギとなることをお分かりいただけたでしょうか?
しかし、身も蓋もないことを言う様ですが、いくら完璧に準備をしたからといって、必ずしも理想の企業に出会えるとは限りません。
しかも、もし出会ったとしても選考で漏れて落ち込んでしまうこともあるでしょう。
転職とは運が絡むギャンブルみたいなものです。
「働きたい会社で働く自分」を実現出来る確率を、いかに上げられるかが重要といっても過言ではありません。
もし、自分一人での活動に不安を感じたのならば、いつでもSGIにお越しください。
私どもが万全のサポートで皆様の自己実現をお助けいたします。


キャリアアドバイザー
五藤 聖一

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