どうやったら面接で好印象を与えられる?求職者必見のテクニック!
書類選考は通るのに、面接段階で落とされるという方は、もしかしたらご自身が気付いていない部分で悪い印象を持たれている可能性があります。
自己PRに力を入れるあまり、その他の要素に一切気を使わずにいると、永遠にその原因が分からないままとなってしまうでしょう。
そこで今回は、面接で採用担当者に好印象を抱いてもらうためのテクニックを伝授いたします。
新卒者が注意すべき基本的なことばかりですが、意外と出来ていない方も多いのではないでしょうか?
以下の各項目では、面接官目線のチェックポイントも記述いたしますので、ご自身が面接に臨んでいるシーンを思い返して、客観的に分析してみて下さい。
■会話する時は目線を外さない
基本的な面接テクニックその1です。
皆様は1対1で対面して会話をする場合、そのほとんどのシーンで目を合わせて話をするでしょう。
それは面接の場でも同じなので、しっかりと目と目を合わせながら会話をして下さい。
目線を合わせないまま受け答えしていると、採用担当者としては「この人は入社した後もずっとこんな調子なのだろうか?」と不信感を抱いてしまいます。
目線を合わせて言葉を交わしているからこそ、会話にリズムが出てフィーリングが合ってくるのです。
■フランクな言葉遣いを控える
面接を受けている最中は、ほとんどの方が敬語や丁寧語を使って会話していることかと思います。
しかし、端々で普段使いの言葉が出てしまっている方も中にはいらっしゃいます。
その最たる例が、相手の言葉に同調する際の「そうっすね」だったり、許容する際の「OKです」という言葉です。
親しい間柄の先輩などには使っても全く問題ないですが、これらのワードはあまりにも日常生活に浸透してしまっているため、無意識に発してしまっている人が多いのです。
採用担当者と会話する際は、「そうですね」や「大丈夫です」と正しい敬語を使うように意識しましょう。
「やけに馴れ馴れしいな」という印象を抱かれてしまっては遅いのです。
■姿勢を崩さない
面接時間は、質疑応答などで長引くと1時間に達するケースもあります。
始めのうちは正していた姿勢も、時間が経つに連れてだんだんと崩れて行ってしまうことがあります。
特に面接の後半は張りつめていた緊張の糸も緩んでいるため、目の前の採用担当者にばかり集中していると、意識せずにだらしない格好をしている可能性があるのです。
その際、自分ではほとんど気づきませんが、何人もの人間が皆様の全体像をくまなくチェックしているので、例えどれだけ手ごたえを感じたとしても、実はその評価が真逆だったということも十分あり得ます。
「少し緊張が落ち着いて来たな」と感じた際には、なおさら正しい姿勢をキープすることを意識しましょう。
■適度に相槌をうつ
皆様は友人や知人、ご家族と話をする時、リラックスして会話していませんか?
それは、お互いが自然と相槌をうっていることが大きな要因なのです。
会話は適度に相槌をうつことでリズムが出てきます。
つまり、面接でも同じことを実践すれば良いのです。
ただし、必要以上に相槌をうったり、全くうたないのも問題となります。
この「適度に」というのがなかなか難しいのですが、近い関係の人と会話している時に、自分がどのようなタイミングで相槌をうっているかを意識して確認すると良いでしょう。採用担当者側が「この人とは会話のリズムが合うな」と感じていれば、それは会話が弾んでいるという何よりの証拠です。
これも好印象を与えるための重要なテクニックとして覚えておきましょう。
■相手の話を最後まで聞く
極めて当たり前のことをいっているように聞こえるかもしれませんが、実はあまり実践できてきていない方が多いのです。
入社試験に挑む方は面接対策を頭に叩き込んでいらっしゃいますが、その対策の一つに、「採用担当者の質問には淀みなくスムーズに応えるように」というレクチャーがあります。
しかし、その教えをしっかりと守ろうとして、相手の話が終わる前に喋り出してしまうケースが後を絶ちません。
面接では長時間一問一答形式で場が進んでいきますが、採用担当者の立場からすると、質問する度に求職者から話を遮られる形となってしまうため、あまり良い印象を抱かないのも必然といえるでしょう。
皆様が面接に臨む際は、必ず相手の話が終わったのを確認して、落ち着いて返答するようにして下さい。
■自分を客観的に見ることが大切
面接で採用担当者に好印象を与えるためには、さまざまな技術を駆使することが重要になります。
今回紹介したテクニックは、そのどれもが基本的なことではありますが、身につけておいて損はありません。
実践出来ているかどうかを自分で確認するのがむずかしい場合は、第三者に確かめてもらうと良いでしょう。
私どもであれば、面接に有効な基本的なテクニックから応用編までを幅広く網羅しておりますので、皆様の転職活動にどうぞご活用下さい。
キャリアアドバイザー
五藤 聖一
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