これで安心!最終面接で必ず聞くべき逆質問

query_builder 2022/03/07
五藤 聖一
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「ではあなたから弊社に何か質問はございますか?」
面接時には必ずといっていいほど聞かれる質問ですので、

転職活動を行った経験のある方ならご存じでしょう。
ですが、実際に質問してみて、その問いが効果的であったかどうかを確認する術はございません。
特に最終面接での逆質問は「次の機会」が存在しないため、「もしかしたらマイナス評価となることを聞いてしまったかも……」と後悔しても、次に届くのは結果の通知です。


そこで今回は、「じゃあ一体何を聞けばいいの!?」とお悩みの方に向けて、最終面接で必ず聞くべき逆質問についてご紹介しましょう。


■逆質問することが大前提

具体的な質問内容に言及する前に、そもそもなぜ企業側が求職者に対して質問を求めるのか、その理由について考えてみましょう。
皆様が採用担当者の立場であった場合、自社について積極的に質問してくる求職者とそうでない方のどちらに好印象を抱くでしょうか。
「いえ、特に質問はありません」と、一つも聞いてこなければ、

「この人は本当にうちの会社に入社したいと思っているのだろうか?」と

疑問が浮かびませんか?
自社に迎え入れて戦力となってもらう人材を選別しているのですから、会社のことについてさまざまな興味を抱いたり、疑問を投げかけたりしてくれる方を優遇するのはある種当然のことなのです。
よって、質問をしないという選択肢はまずあり得ません。
最終面接の場では、必ず逆質問をしましょう。


■企業の事業展望

まず最初にご紹介する逆質問例としては、やはり企業が抱く先々の事業展望について聞くことをおすすめいたします。
求職者にとっては今後職場で働く職務内容と密接に関わってくる問題ですので、企業が目指す方向性や理念、そして将来性について確認しておくべきです。
「会社をどうやって成長させていくのか?」「事業をどのようにして拡大しようとしているのか?」を確かめることは、将来の自分のビジョンを描く材料にもなり得ます。
そして、この質問を受けた採用担当者の視点から見ると、「この人は先々までうちで働く気概を持っているかもしれない」と思わせるに足る質問であるといえるでしょう。


■採用担当者の経験

企業面接では、採用担当者からの質問に求職者が答えるのが一般的な流れです。
しかし、そのような中で逆質問の機会を与えられている訳ですから、そんなチャンスを逃す訳にはいきません。
従って、採用担当者自身の経験を伺ってみましょう。
担当者の方が会社に入って良かったと思うことや、働いている中で感じるやりがい、または当面の課題など、その会社に身を置いているからこそ得られる経験談を聞くのです。
そうすることで、求職者にとっては自分が入社した後のイメージを浮かべやすくなりますし、採用担当者にとっても「入社への高いモチベーションを抱いている求職者」として目に映るはずです。


■配属部署・業務内容

最終面接とは文字通り最後の面接の機会ですので、必要と思われることは確実に確かめておかなければなりません。
その中で実は見落としがちなのが、配属される部署や業務内容の確認です。
一次面接や二次面接を採用肯定に組み込まれていれば、最終面接に至るまでの間に伝えられているケースがほとんどでしょう。
しかし、企業側が「公開している求人情報である程度伝わっている」と思っていて且つ面接が一回しか実施されない場合、求職者側から直接確認しないと、具体的な方針を聞き出せないまま面接が終わってしまうこともあるのです。
従って、入社後に配属される部署や、その業務内容については必ず質問するようにしましょう。


■給料に関して質問するのはNG?

転職活動におけるQ&Aにて皆様が知りたいと思っている項目で、「逆質問でお金の話はしない方がいいの?」という質問がございます。
実際に面接に臨んだことがある方なら、一度は脳裏をよぎったこともあるでしょう。
結論からいうと、「できれば避けた方が無難」であることは間違いないです。
なぜなら、「実利を気にする人よりも意欲を感じる求職者を重視する採用担当者が多い」からです。
ただ、中には「収入に執着がある=頑張って働いてくれそう」という点に好感を持つ担当者もいるため、結局は企業によるとしかいえません。
担当者がどちらのタイプかを判断するのは至難の業ですので、最終面接の場で博打を打つくらいなら、初めから給料に関する逆質問は封印しておくのが無難でしょう。


■事前の練習が重要

いかがでしたでしょうか?
企業面接では逆質問の機会が必ず訪れるため、求職者の皆様はあらかじめ「何を聞くか?」を用意しておくのがベターです。
もし不安を感じるのならば、ぜひ転職エージェントをご利用ください。
例えば私どもSGIの場合、企業ごとの面接対策や質疑応答シミュレーションなども可能です。
エージェントサービスに登録して、実りある転職活動を行いませんか?
プロのアドバイザーが、いつでも皆様をお待ちしております。

キャリアアドバイザー
五藤 聖一

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