転職に失敗したと感じた時に取るべき行動とは?

query_builder 2022/03/31
五藤 聖一
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転職先を見つけて意気揚々と働き始めたものの、「何か違う……」と違和感を覚えてしまう方も少なくありません。
入社前に想像していたよりも忙しかったり、いざ取り組んでみると仕事に面白味を感じなかったり、中には聞いていた職務内容と全く違う仕事を課せられることもあり得ます。
心の中に生まれた違和感は時が経てば経つほど膨らみ、それはやがて会社への不満として表れます。
そしてある日「転職に失敗したかもしれない……」と感じてしまうことになるでしょう。
特に転職して間もないタイミングでその瞬間が訪れた場合は、今後の身の振り方に頭を悩ませることになります。
このまま不満を抱えたまま働き続けるか、それとも再び転職するのか、究極の2択を迫られた場合、皆様はどのような行動を取りますか?
今回は転職に失敗したと感じた時に取るべき行動についてご紹介いたします。


■様子見の期間を設ける

大前提として、転職に失敗したと感じても勢いのまま退職するのはNGです。
何の準備もなく退職すると次回の転職活動時に非常に苦労することが予想され、場合によっては生活に影響が出ることも考えられます。
しかし、そのまま不満を抱えながら働くことに抵抗を感じる方もいれば、どうすれば良いのか結論が出ないという方もいらっしゃるはずです。
そこで暫定的な解決策として、まずは様子見の期間を設けてみましょう。
「とりあえずあと半年ほど働いてみてそれでも無理であれば辞める」というルールを課せば、精神衛生上ある程度の健全性を維持できます。
とにかく流れのまま勢いのままに、早計な判断は控えるようにしてください。


■同僚の意見を聞く

会社に対して不満を持っている場合、前述の通り一人で抱えたままにするのは精神衛生以上良くありません。
従って、思い切って職場の同僚などに悩みを打ち明けてみてはいかがでしょうか。
もしかしたら同じ思いを持っている社員がいるかもしれないため、その人の考え方や意見を聞くことで、ご自身の取るべき行動の参考になる可能性があります。
また、会社によっては組織上独立している相談機関などを設けていることもあるため、心の内をぶつけてみるのも一つの手です。
どんな状況にせよ、他人に話をすると気が楽になるケースがほとんどですので、まずは第三者の意見を積極的に伺ってみましょう。


■上司に相談する

同僚や専門機関の話を聞いた上で、「やはり不満の方が勝ってしまう……」という場合は、いよいよ上司に相談すべきタイミングといえます。
なぜ上司に相談すべきかというと、適切な処置を行ってくれる可能性が高いからです。
働き方や業務上で抱いている不満の原因は、自分が今就いているポジションにあるといわれています。
つまり、管理職による配置転換や所属部署の異動などで解決できるケースが非常に多いのです。
「散々悩んだのに思い切って上司に相談したらあっさり解決できた!」という方もたくさんいらっしゃいますので、不和を恐れずに心境を吐露してみてください。


■再転職の準備をする

社内であらゆる手段を尽くした上で様子見の期間を過ぎた結果、やはり不満が強く残ってしまうという場合は、再び転職した方が良いかもしれません。
ただし、注意しなければならないのは、会社を辞めれば当然生活リスクが発生するということです。
辞表を出して転職活動に集中するというのが一般的ですが、リスクを冒したくないという方は、在職中に副業を始めるという手もございます。
再転職に向かって行動するのは構いませんが、ある程度の準備をしてから退職に踏み切ったほうがベターでしょう。


■人間関係が原因の場合

会社を辞めたいと思う原因が人間関係である場合は、上記の行動を取らずに早々に辞めてしまった方が良いかもしれません。
人間関係による心因性のストレスは、決して侮って良いものではありません。
人によっては再び社会に出るのが怖くなってしまったというケースもございますので、社内に相談できる人間がいなければ、ご自身の身を守ることを最優先に考えましょう。


■エージェントに頼る

ここまでいくつかの行動例をご紹介してまいりましたが、実はその悩みを根本的に解決できる方法が存在します。
それは転職エージェントの利用です。
転職者が抱く会社への不平不満は、入社前と入社後の違いから発生するものです。
いわゆるミスマッチ状態といわれる状況に違和感を覚え、ゆくゆくは不満へと発展する訳ですね。
つまり、逆に考えるとミスマッチを起こさない会社に転職すれば、そもそも不満を抱く要因が生まれません。
そして、そのために存在しているのが転職エージェントなのです。
私どもSGIにお任せいただければ、皆様のニーズにマッチした企業をご紹介いたします。
「この会社に入って良かった!と感じられるように、全身全霊で支援させていただきます。


キャリアアドバイザー
五藤 聖一

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