転職後に後悔するのはなぜ?入社前に絶対にやっておくべきこと

query_builder 2022/05/28
五藤 聖一
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ついに内定を獲得!順風満帆のカンパニーライフをエンジョイ!
そう思ったのも束の間。
「こんなハズじゃなかったのに……」と、頭を抱えて後悔している人が大勢いらっしゃるのをご存じでしょうか?
転職が決まったら通常は喜ばしいことなのですが、入社前に想像していた仕事と違ったり、予想だにしなかった激務に襲われたりと、逆に不幸になってしまうこともあるのです。
一般的にはそれを「転職失敗」と呼びます。
後々後悔することがないように、今の内から必要な知識を身につけ、対策を講じておきましょう。


■自責によるケースが多発

そもそも後悔するハメに陥るのは、「企業側が悪いのでは?」と考える人も少なくないでしょう。
確かにそういった事例もない訳ではありません。
募集時に提示した条件と入社後の待遇に相違があったことで、実際に裁判にまで発展した事件もございます。
しかし、残念ながら転職に失敗する大半が、求職者自身の責任によるものです。
さまざまな要因が考えられるのですが、次の項でその一例をご紹介しましょう。


■企業研究の乏しさ

転職して後悔する原因の中でもかなりの割合を占めるのが、企業研究の乏しさです。
企業研究とは、「その会社がどういった事業に取り組んでいるのか?」「その会社で働けばどのようなスキルが身につくのか?」「福利厚生はどういったメニューを取り揃えているのか?」など、企業の労働環境と自分とのマッチング度をある程度見定めるために必要な事前準備のことです。
例えば洋服を販売する仕事をしたいと思っているのに、アクセサリーをメインで売っている会社に転職してしまったら、当初の思惑とは全く違う業務に取り組むことになりますよね。
そういった細かいズレを事前に知り、自分が望まない会社を選択肢から外すことが、企業研究の大事なところなのです。
逆にいうと、自分の理想とする企業を分析して見つけ出すのも、この企業研究が要となります。
入社後に後悔しないためにも、応募しようと考えている会社は入念に調べておくことをおすすめいたします。


■とりあえず入社の危険性

もう一つ、求職者側の自責によって、転職失敗が発生する事例についてご紹介しておきましょう。
それが「とりあえず入社」です。
どういうことかというと、文字通り「どこの会社でもいいから、内定をもらったら入社しよう」と、目先の転職に飛びついてしまうことをさします。
これも企業研究の乏しさと似通っていますが、一番の問題は、転職活動を早く終わらせたいということが最大の目標となってしまい、その先にあるキャリアビジョンを全く考えていない点です。
「合わなかったら辞めればいい」という考えをお持ちの方もいるかもしれませんが、貴重な経歴に不要な職歴を無意味に追加してしまうのは、先々のキャリア形成にあたってデメリットしかありません。
転職活動は焦らずじっくりと行い、自分に合う会社なのかどうかをしっかりと判断しましょう。


■面接は最大の情報収集現場

「いくら研究しても、実際に会社に入らないとわからない!」と主張する方々もいらっしゃいますが、実はそれはごもっともな意見です。
企業の本当の姿は、社員として中から見渡してみないと実態を掴めません。
しかし、転職を決める前に、必要な情報を入手できる絶好の機会があります。
それが「面接」です。
面接は企業の社員と面と向かって話せる数少ない現場ですので、自分に合う会社かどうかを見極めるために、必要な情報はどんどん入手することを意識しましょう。
聞きにくい質問をためらったばかりに後々後悔するよりも、入社する前にしっかりと事実確認を行うことで、失敗する確率が大幅に減るのです。


■複数の会社を比較する

志望する企業を一つに絞るよりも、似たような条件を提示している複数の会社に応募することも重要です。
労働条件面でそれほど違いがないのであれば、あとはどのような方々と一緒に仕事をしたいかで判断することも一つの手といえるでしょう。
また、働きたい業界が決まっていない場合は、面接を受けることをメインと考えて、多種多様な企業から情報を入手していくのもおすすめです。
「あの会社はここが良いけど、この部分はこっちの会社の方が優秀だな」と、比較対象が増えていくことで、自然と自分の中の価値観が定まっていくはずです。


■後悔しないための最適解


ここまで転職して後悔しないための基礎知識を伝授してまいりましたが、実は頭を抱えなくてもよくなる最適解が存在しています。
それは、「転職エージェントサービス」の利用です。
転職エージェントは、求職者の皆様が希望する条件に見合った企業を探して、複数の選択肢を用意してくれます。
自分で企業研究を行うのが苦手な方には、最適の転職支援といえるのは間違いないでしょう。
しかも、利用料金はいただきません。
完全無料にてサービスを提供しておりますので、興味がある方はぜひSGIにご一報ください。


キャリアアドバイザー
五藤 聖一

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