自分をどうアピールしたらいい?ほしの流「自己PRの作り方」

query_builder 2021/05/20
ほしの(キャリアアドバイザー)
KZ1796066


「あなたの長所または短所を教えてください」
「あなたが今までしてきたことを教えてください」


就職や転職をする際に避けて通れないのが面接。
その中でも、”自己PRが苦手””対策の仕方が難しい”と思う方多いのではないでしょうか。
ありきたりな模範解答だと印象に残らず面白みがないし、かと言ってあまりガツガツいいところばかりを伝えても…と考えすぎるあまり、アピールしたいポイントがまとまらなくなったり…。限られた時間の中で、いかに人事担当の方に印象付けられるかが面接において大切なのです。


ズバリ、「自己PRを制すものが面接を制す」!!


これから自己PRを作るにあたっての押さえておくべきポイントを解説するので、いざ転職する間際になって焦らないようしっかりと身につけ、自信をもって面接に臨める準備をしましょう!


1.「プレップ法」を上手に使う
まず最初にプレップ法はご存じですか?
「Point」「Reason」「Example 」「Point」の頭文字をとって名付けられた手法で、4つのステップを順番に並べて文章を組み立てることで聞き手に簡潔に伝えやすくなります。


Point…初めに結論を伝え、これから何について話すのかを端的に述べます。いわゆる”つかみ”部分なので、この時に説明や理由は話さなくて良いです。


Reason…どうしてその内容にしたのかを説明します。話の縦軸(一貫性)を大事にして、話が飛躍しすぎないことを意識します。ついあれこれ要素を入れたくなりますが、1番伝えたいことに絞ってまとめてください。


Reason…②で話した内容を更に深めます。体験談やデータを元に話して、説得力を強くすることが大切ですので、確かな情報(数字等)を入れ込んでください。


Point…②、③で論理的に話した後に再度最初に伝えた結論を言うことで、相手に自分の伝えたい内容の印象を更に与えることが出来ます。


以上がPR文を作るうえでのベースになります。続いて、例文を使ってより具体的な文章の組み立てを説明していきますね。


2.「より具体的に」、「リアリティを大切に」
プレップ法はなんとなくわかったけど、いざ文章を書こうとするとこれといったエピソードが見当たらない…なんて困ってしまいますよね。ですが、そんなに難しく考える必要はありません。”自己PR”なのですから、自分の「熱意」や「やる気」が伝わればOK。特別素晴らしかったり輝かしいエピソードをひねり出すよりも、等身大のあなたの強みを伝えてくださいね。
極端な例になってしまいますが、2つの例文を出すので読み比べてみてください。


A.「以前勤めていた会社では、〇年目にプロジェクトのリーダーを任されたりと重要な職務を担うことが多かったので、御社でも即戦力として貢献できると思います」


B.「人一倍努力しなければならない器量だと自覚しているからこそ、目の前の業務に誠心誠意取り組むことを忘れず、その結果〇〇という大役を任せて頂けた経験を生かして御社に貢献して参りたいと思います」


どうですか?
過去の業績についてはどちらも似たような内容を話していますが、Bの人のほうが一緒に仕事をしたくなると思いませんか?
文章の組み立て方や強みとなる過去の実績を話すことも大切ですが、いかに好印象を抱いてもらえる言葉選びをするかも重要になってきますよ。


これまでお伝えした2つのポイントはあくまで大きな骨組みと捉えて、とにかくあなたらしさを伝えることを意識して、背伸びはせずそのままの良さを大事に組み立てていきましょう。その為には、まず自分のことを理解することが重要です。
自分はどんな人なのか、どんないい所があるのか、自分と向き合う事から始めてみましょう。そうすれば、面接を制す自己PRが必ず出来上がるはずです。


キャリアアドバイザー

ほしの

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