【20代の転職】 必要な2つの心構え #遠野らん
【20代の転職】 必要な2つの心構え
キャリアをデコレーションしよう!~「継続は力なり」よりも大切なこと。~
「石の上にも3年」ということわざがありますが、果たして仕事でもそうなのでしょうか?
「こんなはずじゃなかった…。」
「私のやりたかったことってこれだっけ?」
就職してから早速このような想いを抱く20代の方はとても多いいです。
心構え1
◆どんな経験も自分のキャリアだと自信をもつこと
社会に出てまだ数年の20代で転職を考える場合、なによりも大切なことは
「どのように仕事と向き合ってきたか」 ということです。
たとえ勤めた期間が数カ月、数年だとしても、学生生活ではできなかった経験があるはずです。仕事の内容やコツまで身についていれば、それが企業の望むような成果を出していなかったとしても、十分なキャリアといえます。
なぜならその仕事に取り組むという、前向きな姿勢がなければ、内容を理解することすら難しいからです。
ほかにも、挨拶の仕方、名刺の渡し方、電話の受け方、メールの書き方、など日常積み重ねてきたこともあるでしょう。
「ささいなこと」「あたりまえのこと」
と思っていることが、すでに社会人としてのキャリアになります。
就職相談を受けていると、その「あたりまえ」と思えることを、知らない方も数見受けます。でもそれは悪いことでなく、ただ「まだ知らない」だけです。
つまり、少しでも社会で経験を積んだなら、もうすでに「キャリアが築かれている」と、自信をもってください。「自信をもつ」とは、決してうぬぼれではありません。むしろ自分のやってきたことに「責任を持つ」という責任感の表れなのです。
例えば、ただ与えられた仕事だけを10年間やってきた人と、たとえ2年間であったとしても常に仕事に対して積極的にスキルを積み上げてきた人、人事担当者ならどちらの人を採用したいと思うでしょう?
もちろん後者ですよね。
勤続年数を重ねるよりも、日々どのような姿勢で仕事と向き合い、自分なりの結果を出してきた、そちらがよっぽど大切なのです。
20代の転職の場合、実績や経験値に多くを望めないことは、人事担当者がよくわかっています。それよりも、あなたが「どのように仕事と向き合ってきたか」を見ようとします。
前向きな姿勢の持ち主であれば、仕事内容が変わったとしても、きちんと取り組み成長することが見込めるからです。
心構え2
◆待っても転職のタイミングは来ないと知ること
まだ社会に出て働いたことのない学生のうちは、「卒業するからとりあえず就活しなきゃ!」と周りに流されて、なんとなく今の仕事に就いたという方も多いはずです。
あなたは「転職人気企業ランキング」を見たことがあるでしょうか?これはビジネスパーソンが、「転職したい」と思う企業のランキングです。あわせて、「大学生の就職人気企業ランキング」も見比べてください。顔ぶれがガラッと変わっていると気付くはずです。
人気の大手企業だけど、職場の人間関係がうまくいかない…。
待遇が良さそうだと思ったのに、残業やノルマが辛い…。
「こんな仕事がしたい!」と明確な夢を持っていたけれど、全く違う部署に配属された…。
ということもあるはずです。
多かれ少なかれ、実際に働いて見えてきた景色があるものです。つまり働く前と比べて仕事や会社に求めることが変化するのは、至極当然といえます。
もちろんひとつの会社に長く勤め続ければ、専門知識はもちろん、体験でしか得られない経験値が身に付きます。また、続けていくうちに仕事のやりがいや楽しさが見つかることもあるでしょう。
さらに、一般的に退職金が出るのは勤続3年以上なので、福利厚生的なメリットもあります。
しかし、「ここは望んだ場所ではない」と薄々気付いてしまったら、話は違います。
「転職はとりあえず3年経ってから…。」
「入社3年以内での転職は不利なんじゃないの?」
と、日々が過ぎ去るのをただ待っている状態なのであれば、それは危険です。
なぜならこの場合の「とりあえず3年」には、あなた自身の根拠ではないからです。
参照→ 自己PRや志望動機を考えるより先に、やるべき大切な1つのこと」
こちらでもお伝えしたように、「あなたの望み」と世間の常識が望むものと、同じに考える必要はありません。
今までの環境を変えることはとても勇気のいることですし、人間はどうしても変化を恐れる生き物です。転職したいと思いながら、何年もずるずると同じ会社に居続けてしまう人って結構多いのです。
「とりあえず・・・」と思っているかぎり、
どれだけ待っても転職のタイミングは来ません。
けれどこの状態でいると、ただ「作業をこなす仕事」になってしまいます。
それはとても、もったいない。
「転職する!」と決めたのであれば、まずは動き出してください。
特に20代は、未経験でも転職のハードルが比較的低く、選択肢は多いと言えます。
改めて自分が「何を望むのか」考え、そのために何が必要で、どんな仕事を選べばいいのか、情報収集をしましょう。
視点が変われば、転職までの間、今の職場で習得しておいた方がいいスキルも見えてくるものです。すると自然と前向きに取り組めるようになります。
20代はまだまだ真っ白なスポンジケーキのようなものです。
イチゴや生クリームをデコレーションしていくように、これからいくらでもスキルを身につけ、理想とするケーキ(キャリア)を作り出していくことができます。
職種を変えずにキャリアを積む方法、未経験でもこれまでの経験を生かす履歴書の見せ方など、転職のコツはいくらでもあります。
あなたにあった転職をするには、まず専門家を頼ってみるのが近道です。
「SGI」はあなたの一歩を踏み出すお手伝いをします。初めての転職で何から始めればいいのか分からない!という方も、ぜひ一度ご相談下さい。
人材育成コンサルタント
遠野らん
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